ウォータージェット・レーザー・プラズマ切断加工 特性比較
特性比較表
ウォータージェット切断 | レーザー切断 | プラズマ切断 | |
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長所・特性 |
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切断速度 | 熱切断と比較すると遅い | やや速い | 最も速い |
非金属 切断 |
切断材質を選ばず何でも 切断可能 |
切断面の焼けや変色、 熱衝撃で割れが生じる為、適さない | 導電性を持った材料以外は 切断できない |
切断コスト | 熱切断と比較すると高い | 比較的安い | レーザ切断より低コスト |
最大能力 | 板厚0.1~約300mm ×幅3000×長7000 |
板厚0.8~25mm ×幅3400×長12400 |
板厚3~150mm ×幅4000×長12200 |
問題点 | 金属の切断では切断速度が 熱切断よりも遅い |
厚板の切断が困難(当社の場合、最大板厚22mmまで) | 切断品質では、切断面に タオレが生じる |
定尺板を所定の幅・長さに切断するのに利用されます。
豊富な在庫で板厚0.3~12.0mm、長さ6,100mmまでの長尺板の切断加工から定尺販売まで、迅速な納期対応が可能です。
精密度の比較
精密度 | ウォータージェット切断 | レーザー切断 | プラズマ切断 |
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切断精度 | 熱影響ないので、 より精度の高い加工が可能 |
ミリ単位の細かな加工が可能 | 数10ミリ単位の加工が可能 |
寸法公差 | ±0.5mm | ±0.5mm(長さ2m未満の場合) | 0~3mm (厚さ40mm以下で 長さ2m未満の場合) |
タオレ | 0.1mm~1mm | 1mm以下 | 2.5mm以下 (板厚40mm以下の場合 |
熱影響の比較
熱影響 | ウォータージェット切断 | レーザー切断 | プラズマ切断 |
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熱の歪み | なし | プラズマ切断と比べ少ない | レーザー切断と比べ大きい (ドライプラズマ) |
切断面状態 | 熱影響が無い為、綺麗 | 金属光沢を示している | 熱で黒く変色しているが切断面は滑らか(ドライプラズマ) |
後処理 | 不要 | 僅かなバリ取りが必要 | 切断面下部に付着する スラグを採る必要がある |
※熱切断とは、レーザー切断加工・プラズマ切断加工によるものを指します。
神戸ステンレスでは、各種切断加工の特性を生かし、ご要望に最適な切断加工をご提案致します。
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